仕事が休みの日は
今日は有給。
いつもより少し遅く起きたんだけど、
ふと高校生の時のことを思い出した。
その日は朝から雪が降っていて
冬休みだからって遅く起きた私は
窓の外を見てその白さにハッとさせられたなあ。
すべての音を雪が包み込む、その静寂がとても美しくて大好きだった。
ひんやりと頬に触れる冷気が、より意識を際立たせていた。
学生の頃は親の愛に包まれ、友達も少なからず居たし、心配事なんてほとんど無かった。
とても楽しく穏やかな時間だった。
世間の大きな流れに迎合する前の段階。自由が許された時間。
あの頃に戻りたい、ってちょっと思うけど、戻るなんて無理なんだ。
だから私はあの頃に似た幸せを探しに行くよ。